MediaWikiでサイトの管理者だけに表示させる分岐方法

MediaWikiを使うためには、前準備として様々なことを行っておく必要がある。簡単なMediaWikiの使い方・流れは以下の通り。
サーバーがない人は、サーバーを準備する必要がある。まずはそこからスタートする。
レンタルサーバーなどのサーバー会社に契約するか、ローカルの自前のサーバーであればそちらを準備する。
サーバーの申し込みをする時には、PHP・MySQLが要件に示されたものが使用できるかどうかということ、動作チェックを行う。インストールする時に動かなければ、過去のバージョンなどを試してみる。難しい時は、他の人に聞いてみたり専門の方に依頼する。
サーバーの準備が出来たら、MediaWikiのサイトからダウンロードする。1万を超えるファイル数。アップロードするのに大変時間がかかる。知識のある人は、sshで操作するととても早いらしい。
MediaWikiの公式サイトや解説している方の文献を参考にインストールする。インストール時にどういった設定ができるか、どういった設定を行ったらいいのかは、経験してみないことにはわからないこともあるため、あとで考えるなり、誰かに助けを求めるなりして解決する。自分の分かる範囲で設定が行なえ、インストールが終わったら、LocalSettings.phpがあなたのPCにダウンロードされるので、それをMediaWikiのインストールされたフォルダにアップロードしてインストールが完了となる。
インストール後にできることは、
といったことができる。
簡単にできないのが、再インストールやシステムの修復など。インストールやシステム改変は少しシビアなシステム。
.htaccessの中身を以下のようにする。
RewriteEngine on RewriteBase / RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d RewriteRule ^(.+)$ index.php?title= [L,QSA]
これは、サイトにアクセスしてきた時に短縮化するためのもの。これだけではURLを短縮化出来ない。
MediaWikiの設定ファイル。MediaWikiのフォルダ直下にアップロードするもので、ここに以下のような記述を追記(同じ部分は上書き)して、アップロードすれば、あなたのMediaWikiで構築されたサイトが「https://example.com/メインページ」の形式で表示できるようになる。
$wgScript = "$wgScriptPath/index.php"; $wgRedirectScript = "$wgScriptPath/redirect.php"; $wgArticlePath = "$wgScriptPath/";
MediaWikiは辞書や事典、あるいは攻略サイトやとあるテーマに沿ってデータを表示させるようなコンテンツを追加・生成・作成するのにはとても向いているCMS。メリットは多いが、ブログ型のCMS・あるいはカスタマイズに特化した柔軟なCMSとは言えないため、癖や特化した部分を把握した上で利用するのが良い。
そのようなMediaWikiの使い方・カスタマイズ方法について様々な角度から試したことやあるいは、どのように行うべきなのか、どのように考えるのかをまとめた記事がこのタグに属している。
インストールはとあるファイルが不足しているが、そちらを上書きしてアップロードすれば、簡単にインストールすることができ、だれでもあなただけのWikiサイトを構築することが出来る。インストール後はWikipediaと同じように誰でも編集できるようにしておけば、どんどん共同でサイトを大きく使いやすくそして理解が深まるサイトに仕上げていくことが可能。
テンプレートは主にVectorを使って説明している。
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