はじめて自作PCを組み立てました

はじめて自作PCを組み立てたので、その感想と詰まったところ・難しかったポイントをお伝えします。初めてこれから自作PCを組み立てる人のお役に立てればいいですが。

前置き

  • 失敗してもいいように余剰予算から購入すること
  • 相性が悪く合わないときは別のパーツ購入が必要になる
  • 自分で最後まで組みたてられない可能性がある

このあたりはちゃんと覚悟。できない人はBTOか家電量販店などで購入で。

自作PCのメリット

パソコンはどのようなパーツで動くのかをちゃんと確認できるいい機会となります。

同じ構成のパーツを使っても安く済ますことができる。※追加購入がない、ミスをしない、パーツが壊れない前提

自身がつく。一度組み立てることができれば、自身がついて、次にちょっとした問題が起きても解決までの糸口がみつかりやすくなる。

組み立てに必要なパーツ

PCケース

各パーツをホコリや衝撃、接触から守るための外の枠。かっこいい形のものから、シンプルなものまで様々。

ポイントとしては、CPUのクーラーなどを入れた時に大きいものだとケースに収まらないことが。クーラーのサイズとケースのサイズをチェックしておいたほうがいい。

電源ユニット(PCケースにない場合)

PCケースに電源ユニットがついているのか、ついていないのかをチェックする。最大消費電力のおおよそ2倍位はワット数がほしいところ。

マザーボード

PCといえばこれ。様々なパーツに接続する土台のボート。

CPU

高価なパーツの一つ。

様々な演算処理を行う中央装置。CPUが遅いと作業領域がどれだけ大きくても素早い処理が行えない。

最も熱が発生するパーツで、こちらは冷却するためにCPUクーラーやグリスを塗っておいて熱暴走しないようにしておく必要がある。熱が高くなると停止し、最悪故障して使えなくなる。

CPUグリス

CPUは熱を持つ。CPUの表面に熱伝導に優れたグリスを塗り拡げることによって、CPUから発生した熱を金属やクーラーの接触部分に伝える。

これを行わないと、熱はどんどん上昇して停止し、最悪故障する。

CPUクーラー

冷却用のファン。水冷式や空冷式のものもある。

水冷式は、冷却用の液体がパイプを伝ってラジエーター側にまわり、温度が急激に上昇しないように動く。

空冷式は、空気に触れる面積の多い複雑な構造をした金属を、グリスの塗り付けた部分につけて、ファンを回して高い温度を逃がす。

ファン

CPUファンは必須だが、こちらも普通は取り付ける・PCケースに付いている装置。ホコリを防ぐために取り付けたPCケースは、高い温度をこもらせるという問題がある。そのため温度が高くならないように、PCケース内の空気を循環させるための装置が必要になる。

ファンは、電源装置から電源を得たり、マザーボードの適切な場所に接続することで動作する。

ストレージ

HDDやSSD、M.2などの規格がある。HDDは円盤状の記憶装置で、物理的に記憶させる位置にデータを書き込んだり読み込んだりする。SSDやM.2はデータを電子的に書き込む。物理的に書き込まないため、カタカタと音をたてることがないこと、書き込み・読み込み速度が速いためOSなどのシステムデータをここに保存することで、HDDなどと比べて速く処理させることが可能となる。また、熱が発生しづらい・小型というのもメリット。

HDDは、生産コストがそれほど高くないため、SSDやM.2よりは安価に購入できる。

メモリ

PCを動作させるために必要なデータを一時的に置くパーツ。このパーツの容量が小さいといくらCPUの能力が高くても、処理が速くできなかったり、処理ができなくなる。

グラフィックボード・ビデオカード

画像、動画などを表示するためのパーツ。基本的にはマザーボード上のもので動くが、大きな画像、動画などを編集するクリエイティブ目的の人、ゲームや動画をサクサク見たいといった人、大きな解像度で見たいといった場合には、マザーボードとは別にこういったパーツを取り付けると良い。パーツに価格差・処理能力さがあるため、安価な場合はそこそこの期待しかできないし、高度な画像処理が必要な時は、高価なパーツが必要となる。

LANボード(マザーボードにない場合)

インターネットに接続する時に必要なLANケーブルを差し込むためのパーツ。これはマザーボードについているケースがあるので、別途購入する必要はないかもしれない。

LANケーブル

LANケーブルがいくつかあれば問題ないが、今使っているPCなどに使っていて新しいPCに使えない時は買い足して置かなければいけない。

OS

主にWindows。Linuxを使う人で初めて自作PCを組むケースというのは少数派かと。

モニタ/ディスプレイ

ある程度組み終わったあとのまずは、動作チェック用のディスプレイ。ある程度表示されればいいので古いものがあればとりあえずそれでも。

キーボード

ひととおりPCが組み上がってBIOSなどの設定を変更する必要が出てくる。そういったときには、マウスと合わせてキーボードが必要。

マウス

BIOSはマウス操作ができるようになっているため、選択する設定に関してはこれでおおよそ終わってしまうということもあるが、キーボードもセットでほしいところ。

すんなりと行かなかったところ

こういった初めて行うことは、すんなりといかないところがあります。そういったところをまとめました。

配線

ある程度記載されているところや、端子が同じ内部電源ケーブルを繋げば案外簡単につながり起動する。おおよそは解決したが、CPU水冷クーラーを買っていたのでなんとかそれも配線する必要があったところが苦労した。

どこにケーブルを挿し込めばいいのかわからなかったが、電源からマザーボードに伸びる配線とは別に、電源にはクーラー側からケーブルを電源側に差し込めば配線できるところがあった。

不足するパーツや準備物

CPUの熱伝導を良くするためのグリスは実は必須なので、こちらを忘れていて起動させないようにしなければいけない。

うまく行っていない時に確認する箇所・エラー・サイン

うまく行かなければ、

  • 電源が入らない
  • ライトがつかない
  • ファンが動かない
  • 赤いランプや点滅しているパーツがある(通常動作でこういったランプの付き方をする場合や意図している場合は除く)

といった状態を見ることでおおよそどこがだめなのだろうかということがわかる。

構成

CPUとマザーボードはセットでした。PCケースはファンがいくつも並んでいましたが、水冷式クーラーが入らなかったため、外して、空いたスペースに入れました。

  • PCケース
    • Antec P101 Silent サイレント ミドルタワーPCケース
  • CPU
    • 3.60 GHz
    • Intel Core i7 9700K BOX
  • メインストレージ
    • Western Digital WDS500G3X0C(500GB)PCIe Gen3 x4/M.2/WD Black SN750 NVMe SSD ゲームモード機能搭載
  • 電源
    • Antec NE750 GOLD 750W PC電源 80PLUS GOLD認証 NeoECO GOLDシリーズ(奥行140mm)
  • マザーボード
    • ASUS PRIME Z390-A
  • メモリ
    • 32GB
    • CFD W4U2666BMS-16G(DDR4-2666/16GB×2枚)
  • CPU水冷クーラー
    • CORSAIR CW-9060033-WW H100i PRO RGB 240mm 水冷一体型
  • グラフィックボード・ビデオカード
    • ASUS PH-GTX1060-6G(6GB)
  • OS
    • Windows 10 Pro

LEDなんていらないなぁと思っていたのですが、カラフルで動いているのがわかるという機能性と、やはり格好はいいなぁと思うところがあって、それほど消費電力も低くないしいいなぁと思う。

まあ、最低限動いたということ、Premierの動画編集でもサクサクプレビューが可能になったので、体感速度は大きく変わったのでやってみてよかったかと。

得られた経験値としては大きかった。初めてにしては結構高級路線だったので、失敗を考えた時に怖かったが、まあ、成功してよかった。

  • PCに必要な部品を体で覚えることができたこと
  • 案外組み立てている時は楽しかったこと
  • どうやるんだろう、うまくいかないなぁというポイントもあったが、動いたときの達成感は良かった