よくアベイルで買い物するのですが、シンプルで、着こなすのにとても自由な綿のシャツが売られていた。触り心地も良いし、化学感がしない素朴な自然な素材なので、見た目にもやさしい。世界三大コットンと呼ばれるものをもとに作られているみたいだったので、調べてみた。
世界三大コットン(世界三大綿花)と言われているのは、
- アメリカ合衆国アリゾナ州などで栽培されるスーピマ綿
- エジプト・ギザ地方のギザ綿
- 中国・新疆ウイグル自治区の新疆綿
らしい。
綿種というものがある。綿の種類で、長い繊維の綿である海島綿みたい。
三大コットンの主な種はどれも海島綿みたいですよ。
スーピマ綿(Supima cotton)
ピマ・コットン(Pima Cotton)とはアメリカ南西部で作り出される長繊維コットン。スーピマというのは商標らしい。お店ではこの綿を見かけたことがないが同じくらいに魅力的なのだろうと思う。
ピマ・コットンは木綿繊維の一種をさす。エジプト綿とアメリカ綿との異種交配によって作られたんだそうな。
ピマというのは、産地のアリゾナ州ピーマ群のピーマから。ネイティブ・アメリカンに敬意を示すことも盛り込まれつけられた名前らしい。今日のシャツ出なかったにしてもあちらで使用されていたステキな素材だったのだろう。
見た目は良くないとは言っているみたいですが(正直ですね)、色を吸収しやすく、強度が強いことに特徴がある。シャツというのは消耗品ではあるものの、長持ちするのであればそうあってほしい。染色したものは、色落ちをだんだんとしていくわけですが、その色落ちに味があるらしい。
ギザ綿(Giza Cotton)
エジプトで採れるコットンの総称。高級綿の代表格らしい。ギザといえば都市の名前に思うけれども、趣旨の名称らしい。1本の繊維が長いのが特徴なのらしい。繊維というのは絡めて作るので、長ければ長いほど一つの繊維で作れる糸が他の綿と比べて長くできるので、しなやかな記事になるんだとか。
新疆綿(新疆長繊維綿)
新疆ウィグル自治区で生産される綿。こちらも繊維が長いのが特徴。そして、光沢があるため高級品とされる。高級シャツや高級シーツに利用される。カラーコットンの生産が世界一。カラーコットンというのは自然に白以外の茶色や緑の色のついた綿。
もともとコットンというのは色が茶色で、それを染色しやすく色を美しく仕上げるために白い綿が作られるように。綿は白いのが当たり前なのですが、本来は色がついているものだった。
最後に
ちなみに、綿花の生産量のベスト3は中国、インド、アメリカらしい。エジプトは生産でいうとベスト3ではないが、ここにあげられるということは歴史があるということなのだろうか。